リンクからポッドキャストを文字起こしする方法
公開エピソードのリンクを貼り付けるだけで、音声をダウンロードせずにタイムスタンプ付き文字起こしを作成。対応するリンクと、取り込めない場合の対処法を紹介します。
著者 PodTextチーム公開日

まず結論から: Apple Podcasts、Spotify、iHeart、RSSフィード、または音声ファイルの公開URLをコピーし、PodTextのようなリンク対応の文字起こしツールへ貼り付けます。PodTextがエピソードの公開音声を見つけ、推定の長さと必要クレジット数を表示し、検索可能なタイムスタンプ付き文字起こしテキストを作成します。事前のダウンロードや変換は不要です。
ここでは全体の手順、現在対応するリンク、うまく取り込めない場合の対処法を紹介します。
「リンクから文字起こし」とは
Apple PodcastsやSpotifyのエピソードページは、音声ファイルそのものではありません。通常は番組のRSSフィードを通じて、配信者が別の場所に保存している音声を指すウェブページです。
リンク対応の文字起こしツールは、その音声を代わりに探します。リンクから番組とエピソードを特定し、公開されている音声ファイルを見つけ、音声認識へ送ります。自分でMP3のURLを探してダウンロードし、アップロードし直す必要はありません。
利用できるのは、配信者が音声を公開している場合だけです。リンクは所在を示すものにすぎず、その先に公開音声がなければ、どのツールでも文字起こしできません。
PodTextでポッドキャストのリンクを文字起こしする手順
- エピソードのリンクをコピー。 Apple Podcastsのアプリやウェブサイトでは、エピソードの「共有 → リンクをコピー」を使います。Spotifyでは「共有 → エピソードのリンクをコピー」を選びます。番組リンクよりエピソードリンクのほうが、選択の手間を1つ省けます。
- PodTextに貼り付け。 PodTextを開き、リンク欄にURLを貼り付けます。
- 必要に応じてエピソードを選択。 番組リンクやRSSフィードを貼り付けた場合は、表示された一覧から対象のエピソードを選びます。
- 言語を確認。 PodTextは標準で発話言語を自動検出します。99以上の言語から手動で選ぶこともでき、複数言語が混ざる番組で役立ちます。
- ログインして確定。 新規アカウントはGoogleで作成します。開始前に必要クレジット数が表示されます。音声1分につき1クレジットで、1分未満の端数は切り上げるため、45:20のエピソードは46クレジットです。
- 文字起こしの完了を待つ。 処理はバックグラウンドで進み、進行状況を画面で確認できます。
例:Planet Moneyのエピソード
NPRのPlanet Moneyの最近のエピソードを読みたいとします。Apple Podcastsの番組ページ(https://podcasts.apple.com/us/podcast/planet-money/id290783428)を貼り付けると、PodTextが番組を特定し、エピソード一覧を表示します。1件を選ぶと、公開フィードから音声を取得します。
特定のエピソードのリンクを貼り付ける場合(Appleのエピソードリンクは?i=とその後の数字で終わります)、一覧を省いて確認画面へ進みます。どちらでも、自分でMP3を扱う必要はありません。
対応するポッドキャストのリンク
現在のPodTextは、次の種類のリンクに対応しています。
| リンクの種類 | 対応内容 | 補足 |
|---|---|---|
| Apple Podcasts | エピソードと番組のリンク | 番組リンクではエピソード選択画面を表示 |
| Spotify | エピソードと番組のリンク | PodTextが対応付けられる公開RSSフィードが必要。Spotify独占番組は文字起こし不可 |
| iHeart | 公開アクセス可能な特定のエピソードリンク | 番組ページは非対応 |
| Xiaoyuzhou(小宇宙) | エピソードとポッドキャストのリンク | |
| RSSフィード | 公開フィードのURL | エピソード選択画面を表示 |
| メディアへの直接リンク | 音声・動画ファイルの公開URL(MP3、M4A、WAV、MP4など) | アップロードと同じ最大1 GB/6時間の制限 |
| YouTube | アクセス可能な字幕がある公開動画と対象のShorts | 既存の字幕を取り込みます。YouTubeの音声は文字起こししません |
Spotifyについて:PodTextはSpotifyから音声をダウンロードしません。Spotifyのリンクで番組を特定し、配信者の公開RSSフィードを探して、そこにある音声を文字起こしします。公開フィードのないSpotify独占番組が利用できないのはこのためです。詳しい手順はSpotifyポッドキャストを文字起こしする方法をご覧ください。PodTextはApple、Spotify、iHeart、YouTubeと提携しておらず、各社の推奨も受けていません。
リンクを送信した後の処理
確定すると、PodTextが音声を取得し、長いエピソードを区間に分けて文字起こしし、結果をつなぎ合わせます。クレジットは送信時に確保されます。文字起こしに失敗した場合やキャンセルした場合は、クレジットが全額返還されます。
ファイルにアクセスできない、エピソードが長さの上限を超えているといったリンク自体の問題は、クレジットが消費される前に検出されます。
エピソードは最大6時間まで対応しています。
完了後に使えるもの
処理が終わると、次の機能を備えた文字起こしワークスペースを利用できます。
- タイムスタンプ付きの区間。 文字起こしは短い一節に分かれ、それぞれが音声の位置に対応します。
- 同期再生。 音声の再生に合わせて現在の一節が強調表示されます。一節をクリックすると、その瞬間へ移動します。
- 全文検索。 一致した箇所が強調表示されます。
- AI分析。 要約、チャプター、要点、注目の引用を生成します。チャプターや引用をクリックして該当箇所へ移動できます。AI分析を生成できなくても、文字起こしテキストは読めます。
- コピーと書き出し。 プレーンテキストをコピーするか、次の形式でダウンロードできます。
- TXT:タイムスタンプなしのプレーンテキスト
- Markdown:各一節に
[mm:ss]のタイムスタンプが付いた文字起こし - SRTとVTT:動画エディターやプレーヤー向けの字幕ファイル(SRTとVTTの違いを参照)
文字起こしテキストは自分のアカウントだけに非公開で保存され、公開も検索エンジンへの登録もされません。いつでも削除できます。
現在、話者ラベル、PodText内でのテキスト編集、PDF書き出し、共有・チームワークスペース、番組全体の一括取り込みは利用できません。これらを前提に作業を計画してください。
リンクを取り込めない場合
PodTextでリンクを処理できない場合、主な原因は次のとおりです。
- 非公開・購読者限定のエピソード。 有料、会員限定、ログイン保護されたフィードは、通常、公開音声を提供していません。正当なアクセス権があるファイルなら直接アップロードしてください。
- Spotify独占番組、またはフィードに音声がない。 エピソード情報は見つかったものの、音声ファイルにアクセスできないと表示されます。Apple PodcastsのリンクやRSSフィードを試してください。Spotify限定の番組ではリンクを利用できません。
- エピソードリンクが必要なのに番組ページを使っている。 iHeartでは、対象のエピソードを開いてURLをコピーしてください。
- YouTube動画に字幕がない、または非公開・制限付き。 利用権限がある場合は、代わりに録画をアップロードしてください。
- 配信元が自動ダウンロードをブロックしている、またはリンクが期限切れ。 ブラウザー以外からのダウンロードを拒否するサービスや、一時的な音声リンクがあります。自分でファイルをダウンロードしてアップロードする方法を試してください。
- 対応しない種類のリンク。 プレーヤーを埋め込んだブログ記事などは、音声ファイルを取得できない場合があります。Apple Podcastsで番組を探すか、RSSフィードを見つけてください。
ファイルのアップロードが適している場合
リンクが最短の方法ですが、次の場合はアップロードが適しています。
- 制作者として元の録音を持っている(公開用に圧縮された音声より明瞭な場合があります)
- アクセス権のある有料エピソードや非公開フィードを使いたい
- 字幕のないYouTube動画を文字起こししたい
- 前述の理由でリンクの処理に繰り返し失敗する
PodTextは音声と動画のアップロード(MP3、M4A、WAV、MP4、MOV、WEBMなど)に対応し、1ファイル最大1 GB、6時間まで利用できます。動画では音声トラックを抽出し、文字起こしします。
より読みやすい文字起こしにするコツ
- 番組内で言語が切り替わる場合やアクセントが強い場合は、自動検出に任せず言語を手動で指定します。
- 手元で最も良い音源を使います。 自作のエピソードなら、公開フィードではなくマスタリング済みのファイルをアップロードしましょう。
- 最も大切なのは明瞭な音声です。 発話の重なり、会話の下に流れる音楽、低品質なリモート録音が主な誤りの原因です。結果を評価する際に考慮してください。詳しくはAI文字起こしの精度をご覧ください。
- 名前と数字を確認します。 固有名詞、ブランド名、数値は音声認識で特に間違いやすい部分です。一節をクリックして原音を聴きましょう。
- 自分でもコピーを保存します。 利用する予定のテキストはTXTやMarkdownでダウンロードしてください。
文字起こしから作れるもの
- 番組ノートとチャプターマーカー: AI要約やチャプターを下書きにします。
- 記事やSNS投稿用の引用: 検索で見つけ、音声と照合します。
- ブログ記事やニュースレター: Markdownで書き出し、普段の執筆ツールで編集します。
- 字幕: SRTやVTTを動画エディターへ取り込み、短いクリップやエピソード全編に使います。
- 調査・取材ノート: 検索とタイムスタンプで、発言箇所を正確に引用します。
- 学習教材: 要点をざっと確認し、重要な部分の全文を読みます。
さらに詳しくはポッドキャストのコンテンツを再活用する方法をご覧ください。他者の番組を引用・再公開する際も、通常の著作権や出典表記のルールが適用されます。
よくある質問
URLからポッドキャストを文字起こしできますか?
はい。音声が公開されていれば可能です。Apple Podcasts、Spotify、iHeart、Xiaoyuzhouのエピソードリンク、公開RSSフィード、音声への直接リンクをPodTextに貼り付けると、音声を取得して文字起こしします。
音声をダウンロードせずに文字起こしできますか?
はい。対応リンクならPodTextが音声を取得するため、自分でファイルを保存・変換する必要はありません。自分でダウンロードしてアップロードする必要があるのは、リンクを処理できない場合だけです。
Spotifyのリンクでも使えますか?
多くの場合は使えますが、常に使えるわけではありません。PodTextはSpotifyのリンクから番組の公開RSSフィードを見つけ、そこにある音声を文字起こしします。Spotify独占番組には公開フィードがないため、リンクからは文字起こしできません。
どのくらい時間がかかりますか?
エピソードの長さによって異なります。長いエピソードは区間に分けて並列処理され、待っている間は進行状況を確認できます。
無料ですか?
新規アカウントには、音声60分相当の初回限定60クレジットが付与されます。クレジットカードは不要です。その後はクレジットの購入やサブスクリプションを利用できます。料金をご覧ください。
文字起こしは公開されますか?
いいえ。自分のアカウントだけに非公開で保存され、公開も検索エンジンへの登録もされません。
自分のエピソードで試す
別のタブでエピソードのリンクを開いているなら、PodTextへ貼り付けてみてください。処理開始前にエピソード、長さ、必要クレジット数を確認できます。新規アカウントは初回限定で60分無料です。



